仕事と幼稚園との両立の壁は、預かり保育の有無だけじゃない。

仕事と幼稚園の両立

働くママが幼稚園を選ぶ時、壁になるのは・・・

待機児童がいまだ解消されない中、働くママには「保育園」以外の選択肢も出てきました。

それは、「幼稚園に通わせながら仕事をする」という選択肢です。

最近では、各幼稚園、預かり保育が充実していきていて、預かり保育後も園バスで自宅近くまで送迎してくれる等、働くママにも利用しやすく変化してきています。

幼稚園の教育面の恩恵と、保育園のような長時間保育のどちらの面も享受できるとあって、幼稚園を利用しながら仕事復帰されているママ達もでてきました。

それでも、今回実施したアンケート結果を見てみると、

幼稚園でもフルタイムの仕事と両立ができると答えた人は全体の2.9%

幼稚園でもフルタイムの仕事となんとか(頑張って)両立できると答えた人は37.1%

でした。そして、回答欄を読んでいて、仕事との両立を難しくしているのは、「預かり保育」以外の壁があることに気付いたのです。

それは「幼稚園の役員・係活動と仕事との両立の難しさ」です。

保育園にはそれほどないけれど、幼稚園では活発に行われる「保護者の活動」が、働くママ達にとってひとつの壁となっているのです。

昔から、ママ達が取り仕切ってきた幼稚園と子ども達を支える活動は、下の子がいる場合は免除となっても「仕事」が理由で免除されることはあまりありません。

役員も立候補で決まらなければ「くじびき」が主流のようで、そこはまさに平等な「運」の世界です。

年に1度、役員・係決めが行われる懇談会を恐怖に感じているママ達の声も多く見聞きします。

実際、預かり保育が充実している園でも、役員や会長、忙しい係の中に働くママさんを見かけます。

とても大変そうですが、仕事経験のあるママ達の参入によって、ずいぶんと活動内容が効率化し、幼稚園の活動と仕事との両立ができるように改善が始まってきたというのが現状のようです。

そして、経験者の声では「いざやってみるとなんとかなるし、楽しい面もある」と、とても前向きな感想もありますが、ただでさえ、家庭と仕事の両立に忙しい働くママ達にとって、これからそこへ飛び込むというのは、やはりかなりの勇気がいりますよね。

本気の幼稚園選びでは、入園前に保護者の園活動の内容や実情を知っておきたいというママ達のために、各幼稚園ページ内において(「先輩ママにインタビュー」>「親の役員・係について」の箇所)

役員・係の種類や、決め方のルール、保護者の参加度など、かなり詳しい内容まで調べて掲載しています。

幼稚園によってかなり違いがありますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

個人的には、幼稚園側も、保護者の活動に過度に寄りかかりすぎている面を改善していく必要があると思っています。
本当に必要な作業かどうか。在宅でできる作業はどんどん割り振って、保護者の来園日数を減らす努力などをしていけば、無理強いせずとも、協力できる保護者はもっと出てくると思うのです。
もちろん、積極的に幼稚園活動に関わりたい保護者の方も大勢いるので、それぞれに負担を強いることなく活躍できて、それでいて不公平感のでない方法があるといいのでしょうね。

この壁をクリアできれば、働くママがもっと幼稚園を利用し易くなるのではないかと思うところです。